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てぃーだブログ › Estepicor 沖縄Jrユース › 育成哲学 FC琉球 李監督

2015年06月04日

育成哲学 FC琉球 李監督

育成哲学 FC琉球 李監督
Facebookつながりから

シェアさせていただきます。
FC琉球李監督 チームは違いますが、共感します。
FC琉球が沖縄サッカーの憧れ、未来にならなければならないと思います。
沖縄の子供達の為にも。


「選手の未来を見据えた育成哲学」

■サッカーの指導はどのカテゴリーも一緒

李氏はFC琉球のゼネラルマネージャー、國學院久我山高の監督を務める以前は、
中学生、小学生を指導していました。

小学生からプロ選手まで、すべてのカテゴリーを指導した経験のある稀有な指導者です。
高校では社会科を教えていたので、体育一筋の指導者でもありません。

李氏は「その意味で、私はみなさんと違う視点があるのかもしれません」と前置きをした上で、
こう語ります。

「今回のテーマは選手の未来を見据えた育成哲学ですが、正直、
それほど未来を見据えて指導をしようと考えたことはありません。

小学生もプロ選手も、同じサッカープレーヤーだと思っていますので、
私の中には小学校でこれを教えて、中学校でこれ、高校でこれを教えるという感覚はないんですね」

李氏は基本的に、育成年代もプロもトレーニングメニューは同じものを行ない、
同じことを伝えているそうです。

育成年代だからこれを教えて、プロだからこれを教えるという区別はありません。
もちろん、大人に伝える言葉と子どもへ伝える言葉は少し違います。

表現方法が違うと言ったほうがいいかもしれません。サッカーはコミュニケーションのスポーツ。指導者が選手とコミュニケーションをとるときに、伝わりやすい言葉・表現は相手によって異なります。

「子どもに伝えるときは言葉を易しくしたり、使う単語に気をつけることはあります。『あの場面はもう少し、前に行ったほうがいいぜ』と言ったり、『あの場面は大胆なシュートが欲しいよね』とか。伝える内容、感覚は小学生もプロも同じです」

現在は主にプロ選手を指導する李氏に、ジュニア年代の現場はどのように映っているのでしょうか? 最初に出てきたのは、レフェリーについてでした。李氏は「ジュニア年代のレフェリーは笛を吹きすぎ」と指摘します。

「日本代表のハリルホジッチ監督が『もっと球際を激しく』と言っていますが、大人になって急に激しいプレーをすると、ケガをする可能性が高くなります。

なぜなら、ナチュラルなボディコンタクトのスキルを身に付けていない選手が多いからです。

私が育成年代の選手を見ていて『この子は伸びるな』と思う要素のひとつに、
ナチュラルなボディコンタクトのスキルがあります。

これは、子どものときにこそ身に付けるべきスキルです。

私が久我山の監督をしていた頃、相手チームの監督が選手に対して『もっと激しく行け!』
『ひるむな!』とベンチからよく怒鳴っていました。

ですが、ぶつかったときの衝撃は"体重×スピード"です。
高校生にもなると身体ができてくるので、むやみにぶつかるとケガにつながるほどの衝撃を受けてしまいます。
これは危険ですよ」


■ジュニア年代こそ"ボディコンタクト"を

ナチュラルなボディコンタクトができる選手として李氏が例に挙げたのが、
FCバルセロナのFWルイス・スアレスです。

スアレスはペナルティエリアで相手と競り合いながら、スルスルと抜けていってシュートを撃ちます。
どんな態勢からでもゴールを陥れるフィジカルとテクニックは世界でも有数です。

では、スアレスのような身のこなしができる選手になるために必要なことは何でしょうか?
李氏は「ポイントは小学生年代にある」と言います。

「小学生は体重も軽く、スピードもないので、たとえぶつかってもケガをしにくいんですね。

レフェリーは『選手がケガをしないように、ファウルを取ろう』と考えているのかもしれませんが、
私はその心配はいらないと思っています。

むしろ、大人になってナチュラルなボディコンタクトができるようになるためにも、
小学生のときに相手とのぶつかり合いを通じて身体で覚えていくことのほうが、
選手の将来のためになると思っています」

李氏は将来伸びる選手の要素として、ナチュラルなボディコンタクトができる子を挙げました。

「こういうタイプは将来、伸びない」とも教えてくれました。
それがどのような選手なのか?

ジュニア年代でぶつかり合う経験をする中で、
ナチュラルなボディコンタクトを身に付けることは非常に大切な要素です。李氏はさらに言及します。

球際の競り合いで勝つために必要なのは、意志と技術です。

たとえば、ボールと相手の身体の間に自分の身体をどうやって入れるか。
足や腕をどのように使って相手を抑えるか。

ボディコンタクトにはスキルがあります。
精神力の問題ではなくテクニックです。

アルゼンチンの選手が上手いのは"コンタクトスキル"なんですね。
それを身に付けるには、小学生年代で繰り返し行なうこと。

高校生になると筋肉がつき、身体が出来上がってくるので、
ナチュラルな動きを身に付けるのは難しいです。

これを小学生年代で身に付けるために、レフェリーはなるべく笛を吹かない。

低学年で激しいサッカーを経験する中でナチュラルなボディコンタクトを覚えることが、
選手の成長に大きく影響を及ぼすと考えています」

李氏の話は育成論から技術論、フィジカル論まで多岐に…

過保護を絶対許さないことも…

保護者の介入を許さないこと。
チームの勝利に貢献できる選手を育てるために…

もしかして、日本サッカー協会も過保護なのでは?
個性をチームに任せても良いのでは? ということも…



Posted by Estepicor 沖縄 at 11:32│Comments(0)
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