
2016年03月17日
気付かせてあげれるか?

自分で発言できる、自立した選手になる為に。
問いかける?考えさせる?
シェアさせていただきます。
子ども自身に考えさせて、
発言させるために「間違っていてもいいから、まずは言ってみよう」と声をかけていたそうです。
そこで、子どもたちが正解に近い答えを言うと「そのとおりだね」と言って、
自信をつけさせるようにしていたそうです。
そのようにして選手とコミュニケーションをとり、発言しやすい雰囲気を作っておいて、
練習中には問いかけるコーチングで、選手自身が「どんなプレーをすべきか」を考えるように導いていきます。
「練習中、パスをミスした選手のところに行って、いまのパスはつながらなかったけど、
良かった? 悪かった? と聞くと大抵「悪かった」と言います。
そこで「何が悪かったの?」と聞くと「トラップがずれて、コントロールしきれていない状態でパスをしてしまった」といったように、答えが返ってきます。
この会話だけで、選手自身が何が悪かったかを自ら見極めただけでなく、
次は同じミスをしないように自然と意識します。
その場面でコーチが「ちゃんとパスを出せ!」と外から怒鳴っても、まったく意味がないし、
選手が上達するわけはありませんよね。
指導者がすべきことは、ミスに対して技術的、戦術的なアドバイスを与えて、
うまく行かなかったときと同じ状況を練習で設定して、
繰り返しトレーニングをしてあげることだと思います」
コーチの働きかけによって、子どもたちは成長していきます。
うまくプレーができなかったときは、なぜできなかったのかという理由を考え、
改善方法を挙げて、次はそこを意識してプレーする。その繰り返しこそが、
上達するための道にほかなりません。
「ミスをした理由、プレーがうまくいかない理由がわからないままプレーするのが、一番良くありません。
たとえば、選手にサイドのコンビネーションを理解させるのであれば、
サイドハーフとサイドバックの選手を呼んで、こういう状況で何度もボールを失っているけど、どう思っているの?
と聞きます。
正解である『動くことでパスコースを作り、ボールがつながる可能性が高くなる』というのを、
彼らの口から言わせます。
そこで一度理解し二人の選手が共通認識を持てば、次から言う必要がなくなりますよね。
どうすればいいかをわからずに、プレーするのが一番良くありません。
もし、すぐに答えが出なければ時間を与えて、選手たちが数日間考えられるようにアプローチをします。
サッカーのベースを理解すれば、応用もできます。
それが、考える力であり、サッカーに必要な要素だと思います」
コーチや親が子どもたちに問いかけることで、選手自身は自ら考え、答えを探すようになります。
大人から押し付けられた答えと、自分で考えて到達した答え。
どちらが身につくかは、言わずもがなです。
また、自分の意見を人前で発表するのも、考えていなければできないことです。
たとえ正解でも、間違っていても、その経験を繰り返すことで、考える力が身についていくもの。
そのなかで大人ができることは、自分で考えて答えを見つけるような環境づくり、
のなかで大人ができることは、自分で考えて答えを見つけるような環境づくり、
意見を言いやすくなるための雰囲気づくりなのかもしれません。
今週末の予定
金曜日 県総合ドーム
18:00〜20:00
土曜日 雨の予報の為休み
日曜日 練習試合
8時に北谷中学集合 13時解散予定です。
月曜日 練習試合
1時に桑江グランド集合。
5時解散予定です。
Posted by Estepicor 沖縄 at 13:17│Comments(0)